医院長  飯田 洋太

無題 

今回は前回の続きをお話しさせて頂きます。

二つ目の理由は私は『グローブを多用することは環境汚染に繋がる』と考えているからです。

私は関歯科医院に来る前は、休みの日を利用して毎週都内の某大学病院に通って見学や各講座の専門家達とディスカッションしていました。ディスカッションと言えば聞こえは良いかもしれませんが、時には自分の意見をぶつけてみたりしながら色んなことを教えて頂き勉強させてもらってました。今でも感謝しています。

だけど一つだけ、どうしても納得出来なかったことがあります。許せなかったと言ってもいいでしょう。

それがグローブやペーパータオルのゴミの山でした。

確かに大きな病院は院内感染のリスクを考えれば、スタンダードプレコーションは徹底化しなければなりません。それは理解しています。

しかし1人の患者さんに対して複数のドクター達が、それこそ実際に患者さんに触るドクターにおいては同じ患者さんなのにも関わらず何回もグローブを替えたりしていたのです。また見学のみの若いドクター達も診療が終われば、何も触ってないグローブを捨てて汚れてない手を洗ってはペーパータオルで拭いている。その数分後にはまた手を洗ってグローブをする。そんな状態でした。

正直に言います。グローブやペーパータオル、手を洗う洗剤も全てコストがかかります。そしてそのどれもが環境汚染に繋がります。そして医療廃棄物として捨てるのにもまたコストがかかります。

それでいてグローブ装着することによる医療のクオリティ面での患者さんの具体的メリットはほとんどありません。あるすれば素手で触られる嫌悪感がなくなるくらいでしょう。

つまり極論を言ってしまえば、お金を払って環境汚染を推進しているようなものだと考えてしまうのです。

長くなってしまいましたが、以上の2点の理由からグローブをせずに診療をしています。

でも、やっぱりグローブをして欲しい~という患者さんは事前に教えて下さい。そしたらちゃんとグローブをして治療をさせていただきます。


少々言葉がキツかったかもしれませんね。でも正直に書きました。これを読んで良くも悪くも、私の人となりが知って貰えたら幸いです。

おしまい